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江戸川乱歩旧居跡記念碑建立プロジェクト

 怪人二十面相、明智小五郎など我が国における探偵小説(推理小説)のジャンルを確立した江戸川乱歩は三重県名張市(1894年・明治27年)で生まれましたが、3歳で名古屋市に移住し、旧制第5中学校(現:愛知県立瑞陵高等学校)を卒業するまでの幼少年・青年期(1897年・明治30年~1912年・明治45年)を名古屋で過ごしました。彼自身が言うように彼は“名古屋人”です。

  彼の住いは広小路界隈で、一番長く住んだのが栄交差点西南角地(名古屋市南伊勢町二番戸)です。作品には、子ども時代に体験した大須界隈での見世物小屋、当時盛んに開催された博覧会で見たパノラマなどが大きく反映されています。大須観音が舞台の作品『百面相役者』もあります。

 この江戸川乱歩が“名古屋が育んだ作家”であることを全国的にも、名古屋においても知る人はわずかであるという現状の中、業績も含め多くの方々に知ってもらうため、乱歩の通った旧制五中(現愛知県立瑞陵高校)・早稲田大学卒業生(名古屋稲門クラブ)、乱歩研究者および地元栄町商店街振興組合などが中心となり乱歩旧居跡に記念碑を建立しようという活動が3年前に始まりました。この度、これらの団体からの支援とクラウドファンディングに応募していただいた多くの方々のおちからにより江戸川乱歩旧居跡記念碑が完成いたしました。

江戸川乱歩旧居跡記念碑ご紹介

 この度完成しました江戸川乱歩旧居跡記念碑の詳細は下記の通りです。

【企  画】江戸川乱歩旧居跡記念碑建立実行委員会

【デザイン】井村和寛 製作 

【製  作】(株)高須石材工業所

【素  材】 ●本体/インド黒石(御影石)●写真および文章/陶板 

【サイズ 】高さ/140㎝ 、幅/96㎝、 奥行/38㎝

プロジェクトの紹介

設置主体 江戸川乱歩旧居跡記念碑建立実行委員会、名古屋稲門クラブ(早稲田大学OB会)、瑞陵会(五中・瑞陵高校OB会)、栄町商店街振興組合
完成 2020年10月31日
設置場所 名古屋市栄交差点の西南角の歩道(栄スカイルビル三菱UFJ銀行前)。乱歩旧居跡に近い公共スペースです。
記念碑デザイン 井村和寛(いむら かずひろ) プロフィール:ID Production代表。愛知県立芸術大学卒美術研究科デザイン領域。
デザインコンセプト 名古屋市栄に現れたのは怪人二十面相。シルクハットを目深に被り、今度は何を企てるのか。そんな怪しげな雰囲気をまとう怪人二十面相をかたどった石碑は江戸川乱歩が幼少・青年期を過ごした街のシンボルとして、永く親しまれることを願い、デザインいたしました

記念併設催事/企画展「江戸川乱歩と名古屋」

主催 名古屋市市政資料館
後援 江戸川乱歩旧居跡記念碑建立実行委員会、名古屋稲門クラブ、五中・瑞陵高校同窓会、栄町商店街振興組合
後援 立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター、鳥羽みなとまち文学館「江戸川乱歩館」、瑞陵高校、早稲田大学(予定)
期日 令和2年11月1日(日)より15日(日)の2週間
内容

1.展示 
旧江戸川乱歩邸(立教大学江戸川乱歩記念大衆文化センター)、鳥羽みなとまち文学館「江戸川乱歩館」、名古屋市市政資料館、早稲田大学及び瑞陵高校などの所蔵資料の展示

2.講演会講師

平井憲太郎氏(江戸川乱歩の孫)

小松史生子(金城学院大学文学部教授、乱歩研究家

会場 名古屋市市政資料館(第3集会室などを使用する予定。)